日によって波があるという「不確実性」こそが無線の楽しみ




たまぁにこういうご褒美があるから

アマチュア無線はやめられません!

アマチュア無線の楽しみって何でしょう?

基本にはコミュニケーションの楽しみがありますよね。

ただ、距離的に離れた人と人がコミュニケーションを取るということであれば、インターネットや電話であれば良いわけです。でも、そうではなく、不確実な「電波」というのがそこに介在するから面白いということじゃないかと思います。

「不確実性」という楽しみ。

お空のコンディションや個々の技量などに左右されるからこそ、ワクワク、ハラハラ、ドキドキ。

その楽しみこそが無線の醍醐味なのではないでしょうか。

釣りなどの楽しみと通じるものがありますよね。

しかも、そこに様々なハードルを課していく。アワードなんてまさにそう。DXCCであったり、JCCやJCGだったり……。

私の場合、朝起きて無線機に向かいます。そして、そこからFT8で各バンドをチェック。ATNO(新エンティティー)の局やバンドニューの局を探します。

ATNOに関しては良く言われることですが、私の場合も昨年の春に150を越えた頃からはかなりペースが落ちていきます。弱小アパマンハムですから、そんなものだと自分を慰めます。それでも毎月数局のATNOがあったのですが、昨年の12月、170を越えたところでパタッと途絶えます。仕方ないので、バンドニューを探すのですが、こちらも少なくなっていきます。

そしてすべてのバンドをチェックし終わったら、仕事に……。

そんな毎日ですが、日々の成果は本当に予測不能。

ある日は次々とバンドニューが出ていて、呼びかけると面白いように取ってもらえることもあれば、全く出てない日も。

そして、一番多いパターンとしてはバンドニューがほとんど出ていなくて、諦めかけていた頃やっと、一つ見つけて声をかけても全く取ってもらえないという「悲しき」ルーティーンワーク。

嗚呼!

それで拗ねてもしょうがないということで、翌日も同じ状況を体験して、また落ち込むという感じなのですが、たまぁにご褒美を電波の神様がくださることもあり……。

ですから、無線は「沼」とも言えますよね。抜け出せない!

その日も朝起きて無線機に向かいます。

スイッチオン。最初にまず10mbを見たらいきなりATNO!いままで未交信のナイジェリア(Nigeria)が!!

そして73が出ます。空き周波数をみつけてすぐに呼びかけたら、なんと1発で取ってもらえました。

こんなことがあるから堪らないのですよね!

無線という「沼」からは当分、抜け出せそうもありません。(^^;)

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