WAS (Worked All States ~ 全米50州のQSO) を9日間 (合計23時間) で達成!全記録

2024年2月16日



はじめに ~ サイクル25、ハイバンドで北米の好調さに刺激される

昨年より少しずつ本格的に復活してきたアマチュア無線。親の介護や仕事の合間を縫ってでも、長年の夢であった「DXCC 100」をFT8でどうにか達成。

次の夢はどうしよう……と思っているときにふと思い出したことがあります。DXCCのチャレンジを続けている間、午前7時台~9時台の短い時間、FT8のPC画面では28MHzや24MHzではずら~っと北米の局が見えていました。

なかでもアメリカの局は多い時には30局以上。これ、もしかしてWAS(Worked All States) ~ 全米50州のQSO ~ が可能じゃないだろうか?と無謀(……とアパマンハムは感じていました)にも考えてしまいます。

季節は冬。ハイバンドには厳しいシーズンですが、太陽黒点は絶好調。サイクル25は大変に良好だと評判です。そうなると、ひょっとしたらいけるんじゃないかな。

そして、先日達成できたDXCCの報告を地元のアマチュア無線クラブのオンエアミーティングでしたところ、メンバーのOMさんから「先日South Dakotaが取れて、やっとWAS達成になったんですよ。South Dakotoだけ取れなくて、3年かかりました!今ならそのSDの局が出てますからJA1AIMさん、チャンスですよ。次はWASをやってみては!」とのアドバイス。

聞けばSouth Dakota、全米で最も取りにくい州の一つとして有名なんだそうです。

そこで、計画を立てました。

親の介護と仕事、そのどちらもが1月上旬~中旬にちょうど端境期のように空白期が出来ます。その間を狙ってチャレンジしてみてはどうだろう。

しかもハイバンドのアメリカ合衆国、開けるのは午前中の数時間。さほど家族や生活に負担はかけなくてすむのでは。

そして、せっかくだから無線機と向かい合う時間を決めて、その記録も取ってみては?

そこで、2024年1月8日をWAS(ダブリュー・エイ・エス)挑戦、スタートの日と決めます。奇しくも電波の魅力を子ども頃の私に教えてくれた今は亡き父親(無線技術士の資格を持っていましたしJN4NSIのコールサインも)の命日でもあります。

積算時間で23時間32分。日数にして9日間で無事に50州とQSOすることができ、WAS(Digital – FT8)を達成することができたのです。

無線機はアイコムのIC-7300。アンテナはベランダに取り付けたコメットのUHV-10。出力はアンテナの耐用限界である50Wです。

以下、その記録を備忘録として、ここに掲載しておきます。

一応、方針をいくつか決めたので、それを記しておきますね。

以上です。

第1日(2時間59分) ~ 18州獲得

2024年1月8日(月)
時間:06:26-09:25 
合計:2時間59分 積算:2時間59分

いよいよ本日スタート。
06:26 リグにスイッチを入れると28MHz、24MHz、21MHzは静かながら、18MHz、14MHz帯びではアメリカが入感。というわけで、いよいよWASへの挑戦のスタート。数局呼びかけたのですが取ってもらえませんでした。トホホ。
06:40 18MHzでUT(ユタ州)の局にとってもらいました!果たして自分のベランダアンテナからの電波が届いているのか不安になりますが、PSKReporterを見ると、全米に届いているのがわかりホッとします。
06:52 28MHzもアメリカが入感しはじめます。
06:53 日の出を眺めつつひたすらウォッチ(ワッチ)。
07:01 ILの局とQSO。
07:07 WAの局とQSO。すぐにMIの局に呼ばれてQSO。
07:20 28MHzで多数のアメリカ局が出始めます。
07:44 KN***局、73を送って終了したと思った後に何度もRRRを送ってきます。永遠の初心者であるAIMは意味がわからず戸惑います。
07:55 28MHzは北米局で猛烈な混雑です。そのせいか、途中で反応が返ってこなくなる局が多く不安です。いずれにしても7~8時前後が28MHzは北米のピークのようです。さらに同志であるローカルのクラブメンバーから呼ばれ、嬉しくなります!
この間、28MHz、24MHz、21MHz、18MHzあたりを何度か往復していきます。
09:25 そろそろ新しい州は出てこなくなり、とりあえず、28MHzは局数も少なくなったので、初日終了。

この日9時00分(00:00UTC)までのデータをLoTWに挙げると、すぐに7局分がQSLとなりました。さすがにLoTWの本国だけあって、皆さんのデータのアップロードは早いですね!これもWASチャレンジのメリットかもしれません。

さらに夜までに、つまり12時間以内にすでに10局がLoTWでのQSLとなっていました!まずますの滑り出しです。

ところで、JTAlertの設定でDXCCのNew Entityを音声で知らせる機能があります。Settingsで州名を読み上げてくれる機能もあるんです。これは便利!ただし、最初の段階で設定すると、まだまだ取れてない州が多く、その読み上げに時間がかかってしまい実用的ではありません。ある程度州を取って残りが少なくなった時点で導入すると良いでしょう。

もう一つ、気付いた事ですが73が返ってこなくて不安になった局が複数ありました。しかしLoTWではQSLに。つまり、RSリポートをやりとりしていれば交信成立と相手がみなしているということがわかりました。が、もちろん73がないと交信成立とみなさないと明言する局もいますから、ご注意を。

この日のまとめ
QSO:18州(24局)~ AK(アラスカ), AZ(アリゾナ, CO(コロラド), FL(フロリダ), ID(アイダホ), IL(イリノイ), IN(インディアナ), MI(ミシガン), MN(ミネソタ), ND(ノースダコタ),NE(ネブラスカ), NV(ネバダ), NY(ニューヨーク), OR(オレゴン), TX(テキサス), UT(ユタ), WA(ワシントン), WI(ウィスコンシン)
LoTWでQSL済み:8州

第2日(積算:4時間14分) ~ 2州加えて合計20州に

2024年1月9日(火)
06:46-07:51(1時間5分)
08:15-08:25(10分) 
合計:1時間15分 積算:4時間14分

CA(カリフォルニア)、OR(オレゴン)、NE(ネブラスカ)と取れていきます。そして、今回のきっかけとなったSD(サウスダコタ)、なんと2局も出ています!なのに……、とってくれない!焦ります。が、どうにか、やっと取ってくれました! 
その後、一旦朝食をとり、ちょっと覗いみたらもう1州、IN(インディアナ)をゲット。

この日のまとめ
QSO:5州 ~ CA(カリフォルニア), OR(オレゴン), NE(ネブラスカ), SD(サウスダコタ), IN(インディアナ)
ファーストは2州:CA(カリフォルニア)、SD(サウスダコタ)
今日までのQSO済みの合計:20州
今日までLoTWでQSL済み:14州

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第3日(積算:7時間53分) ~ 12州加えて合計32州に

2024年1月10日(水)
06:39-10:09(3時間30分)
10:31-10:40(9分)
合計:3時間39分 積算:7時間53分

やはり7時前後から9時前後がゴールデンタイムだと感じます。今日は28MHzからはじめて21MHzまでの行ったり来たりを繰り返しましたが、今日は21MHzがとても好調でした。本当は9時半頃に終わろうと思っていたのですが、10時過ぎてもまだ24MHzや21MHzが好調で、新州がいくつかとれました。

それから、本日も73を送らずに、代わりにRRRを送って終わる局はやっぱりありました。

この日のまとめ
QSO:18州 ~ AL(アラバマ), HI(ハワイ), KS(カンザス), IN(インディアナ), IA(アイオワ), KY(ケンタッキー), MN(ミネソタ), MT(モンタナ), NM(ニューメキシコ), NY(ニューヨーク), NC(ノースカロライナ), OH(オハイオ), OK(オクラホマ, OR(オレゴン),PA(ペンシルバニア), TN(テネシー),TX(テキサス), WA(ワシントン), IW(ウィスコンシン)

ファーストは12州:AL(アラバマ), HI(ハワイ), IA(アイオワ), KS(カンザス), KY(ケンタッキー), MT(モンタナ), NM(ニューメキシコ), NC(ノースカロライナ), OH(オハイオ), OK(オクラホマ, PA(ペンシルバニア), TN(テネシー)
今日までのQSO済みの合計:32州
今日までLoTWでQSL済みの合計:20州

第4日(積算:11時間31分) ~ 10州加えて合計42州に

2024年1月11日(木)
07:15-10:17(3時間02分)
10:40-11:06(26分)
11:06-11:16(10分)
合計:3時間38分 積算:11時間31分

07:17に今朝は始めましたが、新しい州はなし。10:17に終えて、その後、10:40に18MHzを覗いてみたところ、DE(デラウェア)のCQを発見。すぐに日本の局が集中して呼びかける状態になりました。さすがに難しい筆頭として出てくる州です。WASを狙う日本の局長さんたちの情熱が伝わります。さらにその後、MS(ミシシッピ)やMD(メリーランド)など、いままでとれていない州(MDは特に取れない州として有名です)が相次いで出てきますが、なかなか取ってもらえない状態が続きます。最終的に、どうにかMS(ミシシッピ)が取れました。

11時台に別の局によびかけるRI(ロードアイランド)が現れたので、73を待って呼びかけたのですが、結果、ダメでした。RIもとりにくい州として有名です。
 
QSO:17州 ~ AK(アーカンソー), CT(コネチカット), GA(ジョージア), IL(イリノイ), IN(インディアナ), LA(ルイジアナ), MA(マサチューセッツ), MS(ミシシッピ), NJ(ニュージャージー), NM(ニューメキシコ), NC(ノースカロライナ), MI(ミシガン), MT(モンタナ), OR(オレゴン), SC(サウスカロライナ), VA(バージニア), WA(ワシントン), WY(ワイオミング),

ファーストは10州:AK(アーカンソー), CT(コネチカット), GA(ジョージア), LA(ルイジアナ), MA(マサチューセッツ), MS(ミシシッピ), NJ(ニュージャージー), SC(サウスカロライナ), VA(バージニア), WY(ワイオミング),
今日までのコQSO済みの合計:42州
今日までLoTWでのQSL済みの合計:31州

第5日(積算:12時間24分) ~ 3州加えて合計45州に

2024年1月12日(金)
07:01-07:46(45分)
08:30-08:38(8分)
合計:53分 積算:12時間24分

18MHzでDE(デラウェア)とRI(ロードアイランド)が出ているのを見つけます。DE、CQに7~8回呼んだのですが、結局取ってもらえませんでした。ちなみにQRZ.COMのログを見ても、日本の局を取っているという記録が見えないので、これはダメかなぁ……と半分あきらめます。一旦他のバンドに離れ、再び戻ってみたら、まだCQを出しています。ダメモトでもう一度コールしてみたら、なんと今度はすぐに取ってもらえました。これでDEゲット。DEもまた難しい州として有名です。

この日、LoTWでのQSL(コンファーム)は一気に増えました。明日からJTAlertのアラート音声も少なくなり、ファーストを探し出すのも少し楽になるかもしれません。何より、特に難度が高いと言われる5州のうち4州がとれたのは嬉しいですね!あと、RIが取れたら良いのですが……。

この日のまとめ
QSO:4州 ~ CO(コロラド), DE(デラウェア), ME(メイン), NH(ニューハンプシャー)
ファーストは3州:DE(デラウェア), ME(メイン), NH(ニューハンプシャー)
今日までのQSO済みの合計:45州
今日までLoTWでのQSL済みの合計:40州

第6日(積算:15時間09分) ~ 2州加えて合計47州に

2024年1月13日(土)
08:07-10:23(2時間16分)
10:50-11:19(29分)
合計:2時間45分 積算:15時間9分

この日も28MHzMHzと18MHzの間を往復して覗いていましたが、18MHzでMD(メリーランド)とWV(ウエストバージニア)が出ていました!

結果、どちらもとれました!

WV(ウエストバージニア)は73が返ってこなかったのですが、QRZ.COMのログに自分のコールサインが上がっていました。相手から73が来なくても、RSリポートがやりとりできているのを確認したら、その後呼びかけても返事がない場合、切りの良いところで73をこちらから送ることにしました。

さて、まだ未交信の3州はいずれも受信は出来ていますので、あとはタイミングのみですね!

この日のまとめ
QSO:4州 ~ IL(イリノイ), ME(メリーランド), TN(テネシー), WV(ウエストバージニア)
ファーストは2州 ~ ME(メリーランド), WV(ウエストバージニア)
今日までのQSO済みの合計:47州
今日までLoTWでのQSL済みの合計:43州

第7日(積算:17時間58分) ~ 2州加えて合計49州に

2024年1月14日(日)
07:08-09:57(2時間49分)
合計:2時間49分 積算:17時間58分

この日は未QSLと未QSOの州を探しての旅。未QSLの州の場合、もう1つLoTW登録局を取っておけば少しは安心です。

リグのスイッチを入れてすぐにMO(ミズーリ)と交信できて未QSOが一つ減ります!さらにMD(Maryland), KS(Kansas)と立て続けに交信できました!

なんとこんなに簡単に!ここまで10分ちょっと。

でも、その後が続きません。人生って、こんなもんですよね……と思わず感じちゃいます。

そろそろ目指す州が少なくなりましたので、バンドを変えてみますが、静かなまま。

であれば、画面を注視せず、3分おきくらいにアラームを鳴らして、バンド移動をするという手もありかな……。そんな作戦にしてみます。

そして、その後、8時台にRIが出ており、73の後で呼びかけたところ、あれ?チューナーの設定ミスに気付きます。すぐにでチューナーをオフにしましたが返事がありません。

しばらくそのままにしていると、次のターンで取ってもらえました!

が、その後返事が来ません。

ところが、この局長さん、他局とQSOを始めます。

そっか!この局も73を返さずに終わりという局でしょうか。ところが次のターンでRR73が返ってきます!

フーム。気を遣ってくれたのか……。

この日のまとめ
QSO:4州 ~ KS(カンザス), MD(メリーランド), MO(ミズーリ), RI(ロードアイランド)
ファーストは2州 ~ MO(ミズーリ)RI(ロードアイランド)
今日までのQSO済みの合計:49州
今日までLoTWでのQSL済みの合計:48州

第8日(積算:22時間08分) ~ VT取れず合計49州のまま

2024年1月15日(月)
06:38-10:48(4時間10分)
合計:4時間10分 積算:22時間08分

とりあえず28MHZから14MHzを覗いてみます。

この日は自分で勝手に「禁じ手」としていたCQを。バーモント州の地域指定のCQ(CQ VT)を出してみます。各バンドで4回くらいずつCQ VTを出すという方針で臨みます。

ところがすぐに実感したのですが、CQで指定地域を表示しても関係なく呼ばれるものなんですね!ま、「CQ VT」という指定自体がわかりにくいというのもあるかもしれません。

しかもWSJT-Xの設定のためオートで返答が出てしまいます!その設定変更の方法がすぐにはわからず……。

さすがにその処理に時間をとられるので、結局、この日のCQは短時間でやめてしまいました。

CQを出すのはやはり疲れます!しかも、効果があまりなさそう!

ということで、今後は出てくるのを待つ戦法にしようと変えたところ、突然9時22分にVTの局がCQで出てきました!

あわててコールするのですが応答なし。

しかも1~2回のCQで消えてしまいました。

QRZ.COMのログを見てみると、短時間に各バンドで交信している局長さん。しかもほとんどがUS国内。

もしかしたら、各バンドで短くCQを出しているのかもしれませんね。であれば、今後も遭遇する可能性がありそうです。これは要チェック。

とはいえ、Vermont州、PSKReporterで確認してみると、我が電波を受信してくれているのはこの1局だけしかないんです!でも-12dbで当局を受信しているので、交信のチャンスはありそうですねぇ。

今後の方針。1日1つのバンドに固定して聞く……というのもありだなあと思います。

11時前にはほぼ東海岸は閉じてしまい、本日は終了。

この日のまとめ
QSO:5州 ~ FL(フロリダ)、 GA(ジョージア), TX(テキサス), VA(バージニア), WA(ワシントン)
ファーストは0州
今日までのQSO済みの合計:49州
今日までLoTWでのQSL済みの合計:48州

第9日(積算:23時間32分) ~ 最後の1州で合計50州に!

2024年1月16日(火)
06:20-07:44(1時間24分)
合計:1時間24分 積算:23時間32分

昨日の経験から、CQはほどほどに……と思っていました。だって、地域指定していても肝心のその地域からの返答はなく、それ以外の地域から大量にコールが来るのですから……。

06:20 28MHz, 24MHzは全く何も聞こえないところからスタート。21MHzは1局のみ。18MHzで数局アメリカが見えて開いているのがわかります。さらに普段は降りない10MHzではPAやMDなどが見えて東部が開いていることがわかります。

PSKReporterを見ていると、この3時間でVTは11局出ており、7~28まで様々なバンドで出ているのがわかります。

06:45 そろそろ24MHzで東部が開き始めました。昨日の反省がありながらも、1度は地域指定のCQも出してみたのですが、VTからの反応はありません。PSKReporterで電波の届き具合を見てみます。その結果、7MHzはアジアのみ。21MHzで東部に届いているのがわかります。

07:00 PSKReporterを見てみると、VTで昨日チャレンジしてダメだった局が21MHzで、-18dbでこちらのCQを受信していることがわかります。うん。いよいよお出ましですね。この後、各バンドに出てくるだろうなぁと踏みます。

07:30 長時間のオペレーションに備えて計画していたiPhoneを使った遠隔モニター(なんのことはないアレクサアプリとAmazon Echo Showをつなぐだけ)を開始してリビングでうまく監視できることがわかります。これからの長丁場、これで乗り切れるとリビングで安心し、そのまま部屋に戻ると28MHzで突然VTの表示が!あわてて、注視。73が出たところで呼びかけると、なんとすぐに取ってくれます。が、そのあと、こちらのレポートに2度、応答がなく、祈る気持ちに。そして3度目。73が返ってきました!!!

時は07:44(22:44UTC)。記念すべきWAS達成!おめでとう!!

その後、08:00ごろには28MHzはアメリカ局が30局以上が表示。ピークとなります。

ちなみに翌日はVTが18MHzで8時台に2局も出てきました。そういうものですよねぇ……。(^^;)

この日のまとめ
QSO:1州 ~ VT(バーモント)
ファーストは1州~ VT(バーモント)
今日までのQSO済みの合計:50州
今日までLoTWでのQSL済みの合計:49州
そしてその2日後、無事にLoTWでのQSL済みの合計が50州となり、即日にARRLへ申請をしておきました!

まとめ ~ 背中を押してくださったローカルのOMさん方に感謝!

以上、自分自身の備忘録を兼ねてWASへの挑戦を記してみました。多くの方が数年かかったと言われ、DXCCの次に挑戦しがいがあると言われるアワードですが、なんと23時間32分(9日間の積算)で達成してしまいました。何と言っても大きいのはサイクル25です。午前中、北米の局が数十局、PCの画面に並ぶのは壮観でした。

またFT8というモードのおかげで私のようなアパマンハムでもベランダアンテナに最大50Wの運用で達成できました。

さらにLoTWのおかげで数日以内で(中には即座に)QSL(コンファーム)が取れるというのもありがたいことです。最後のバーモント州が取れた翌日、さっそくQSLが届き、即座に申請。その翌日には手続きも「Finished」となるスピード感!あとは賞状が届くだけとなりました。

そうした好条件が重なり、結果として早々の達成になったと思います。

WASは難しいから……と思っていらっしゃる方、今がまさにチャンス!ぜひ、チャレンジしてみてください!!

最後に、挑戦するきっかけとなり、様々なヒントを下さった調布アマチュア無線クラブの皆さんに心から感謝いたします。

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Posted by JA1AIM