「CQ WPX」と「WAC(Worked All Continents」)、2つのアワードを申請 ~ いずれも手続きは簡単でした
昨年春から始めたFT8での海外QSO、ようやく自分のログでは155カ国と交信。一方、先日書いたように(こちらの記事)、このところ「DXCC」が足踏み状態のため、別のアワードで現状、何かとれるものはないかとネットをチェック。その中で見つけた一つがアメリカの「CQ Magazine」が発行する「CQ WPX」というアワード。300の異なるプリフィックスの局と交信するともらえるアワードです(ミックスの場合は400から)。
その時点では取得したプリフィックスの数がFT8で260。あと40でアワードを取得できると気付き、俄然、やる気モードになったのが、先日のこと。それで、JTAlertで「Wanted Prefix」というアラートを設定してみたところ、とても便利!無事に10日目にして300を達成しました。
今までFT8では国内局とのQSOが少なかったことが逆に幸い。それに気付き、国内局のQSOを増やしたら、たちどころにプリフィックスの数が増えました。とはいえ、LoTWにログをあげて下さる国内局は少ないので、思ったよりは時間がかかりましたが。(^^;)
さて、必要数が揃ったところでLoTWのページから「Digital」での申請しておきます。OM諸氏のブログがとても参考になりました。それにしても実に手軽でした。QSLカードも必要なく、LoTWのログだけでOKというのは本当に助かります(CQ Magazineへの申請料に加えてLoTW側への料金も発生しますが)。
ただ、ブログなどの情報によると、紙の賞状が実際に手元に届くのには数ヶ月かかるとか……、気長に待つことにしましょう……、と思っていたら、申請後数時間で届いた請求メール(CQ Magazineの方に支払う12ドルの方です)によると、現在は基本的に電子ファイルによる賞状とのこと!紙の場合はまた別に申請してお金を払わなければならないそうなのです。2022年からそう変更されていたそうです。知らなかった!
というわけで、まぁ、わざわざ別の料金を出して紙でもらわなくても、PDFを自分で印刷しても良いかなぁと思い始めています。(^^;) (追記:紙でないメリットもあります。そのぶん発行までの手続きは迅速でした!上記のように申請した日の夜には請求書がCQ Magazineから届き、すぐにPaypalで振り込むと、翌朝にはPDFの賞状が届いていました!!)
さて、他には……、と探していたら「WAC – Worked All Continents」が目に入ります。
世界6大陸の局と交信するというもの。昨年、FT8を初めてまもなく6大陸(というより地域ですが)のQSOは済ませています。
賞状のデザインも格好いい!
こちらがARRLによるWACの説明ページ
https://www.arrl.org/wac
IARU(International Amateur Radio Union)の発行となっていますが、JARLの会員であれば、JARLが受付代行をしてくれます。
https://www.jarl.org/Japanese/1_Tanoshimo/1-2_Award/dx_award.htm
IARUって、アメリカが本拠地だし、もしかしてLoTWのデータで電子申請ができたりして?
そこで調べてみると、その通り!
WACに関してはLoTWのデータを使った申請ができることがわかりました。実際に申請したOMさんたちのブログを見てみると、本当に手軽に申請できそうです。中でもJA7QQQさんのページが大いに参考になりました。ありがとうございました!
https://blog.goo.ne.jp/ja7qqq/e/829a9f985b4b1bfa0da0d51fbdc75795
すでにLoTWのQSL数は400を越えており、もしかしたら特記がお願いできるかも……ということで、すぐにデータを調べてみると、「Digital 24MHz」で行けそうだとわかります。
さっそく作業に取りかかりました。データの入力、LoTWの交信データはスクリーンショットで保存。1時間もしないうちに完成です。「JARL 発行アワードの電子申請」ページから無事に申請することができました。
うーん、こんなに簡単で良いのでしょうか?
デジタル時代の恩恵ですねぇ……。
サイクル25のおかげでもあります。この良い時期にFT8を始めて本当に良かったと思う日々です。コンディションの良い今のうちにしっかりと楽しんで、他のアワードにも色々と挑戦してきたいと思う日々です。
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