FT8で無線機の向こうに親切な人の姿が見えるという素敵な体験!

2025年4月19日



 

カナリア諸島の風景

FT8って、無味乾燥だから苦手という方がいらっしゃいます。

確かに、声でつながったり、それぞれの局長さんの独特の個性あるキーの音などではなく、PCによるデータのやりとりですから……。

でも、そこには逆に最新のテクノロジーだからこそ人柄が伝わるということもあるんです。

そんなことを思い知った体験をしました。

その日、10mbを覗いてみたらかなりの賑わいです。その中にバンドニューであるカナリア諸島(Canary Is)が。日本では大滝詠一さんの歌で有名な大西洋の島です。そういえば歌では「カナリア・アイラ~~ンド」と歌っていますが、アイランドというからには英語を意識した歌詞のはず。でも英語であれば「カナリー」になるのに……、カナリーいい加減だなぁと思ったことが以前あります(爆)。あ、諸島の中の一つ「Gran Canaria Island」ならOKみたいですが。いちおう昔は英語を仕事にしていたので気になりました……。(^^;) ちなみに大滝詠一さんの歌は大好きで、当時のLPもいまだに大切に持っています。あ、余談でした!

さて、その局、シグナルが+02と「超」強力。CQを出しているのでさっそく呼びかけてみます。

すると、間もなく取ってくれます。

やった!バンドニューだぞ!!

すると、やがてJTAlertに珍しくメッセージが届いているという表示が。

すぐに開けてみると、今QSOしたばかりのカナリア諸島の局長さんが。

コンファームしたログがClubLogで確認できるとの英語のメッセージ。

丁寧に教えてくれて嬉しいなぁと、感謝の言葉を返信します。

すると、再びメッセージが。「もし、必要なら他のバンドも今すぐ出られるよ。例えば20mbでも」とのこと。

え?本当に?

「よろしければ、ぜひ!」と送ると、周波数の指定が。

そして、そちらを覗いてみると……。

いた!

すぐに応答するのですが……、

「こちらからは貴局は見えない」との返事が来て、一瞬がっかりするのですが、その直後、

「見えた!成功!」

とのメッセージ。もちろん、JTAlertの画面は赤い表示とともに、やがて73表示が!

うわぁ、こんな風にテキスト・メッセージでお互いにやりとりしながらのQSOができるなんて!

そして、さらに、他のバンドも提案してくださり、色々とチャレンジ。うまくいかなかったバンドもありますが、それでもこの日、一気に20mb、15mb、12mb、10mbと4つのバンドでNewが取れてしまいました。

それにしても、なんと優しく、親切な局長さんでしょうか。

日本のアマチュアコードではありますが、次の文言を思い出しました。

「アマチュアは、親切であること」

世界のどこでもこういう優しい方がいらっしゃるのだなぁ……と、改めて実感。自分もこんな風に親切に行動しようと、思いを新たにした素敵な体験でした。



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