アドニスマイクのウインドスクリーン（風防）を巡って……
風防をとりつけた勇姿……
だったのですが……！（笑）
今回は早とちりの自戒を込めたお話を……。
以前手に入れたアドニスのマイク。
スタンドマイクの定番としてお使いの方も多いと思います。
ただ、使っていて、一つ、気になったことがあります。
これ、風防（ウインドスクリーン）があった方がいいのかなぁ……。
いや、ポップ音（吹かれ）が気になったことはないのですが。
アドニスの卓上マイクはしばらく前まで４種類。
うち「AM-UD1」という製品には風防が付属しています。が、他の３種類である「AM-308」、「AM-508E」、「AM-708E（生産終了）」にはありません。
じゃ、別売で買うか！
風防を別売していないか……と、ネット検索で調べてみたのですが、アドニス純正の風防は内径の小さな「WS-1」という製品なのですね。こちら、モービルマイク用。ですから私の持っているAM-708Eには合いません。
さて、そうすると別のメーカーの風防を探すことになります。
風防、しかもサイズを指定してでの注文となると、品揃えの相当良い店を探さなければ……ということになります。すると、音響製品の専門販売ショップですよね。
私の場合、仕事の関係でも使っていた「サウンドハウス」さんが良いのでは……と、すぐにホームページにアクセスして探してみます。
すると、正解！内径と長さのサイズから良さげな製品を見つけたんです。
それは「JTS」というメーカーのMS-9。元々はNX-9、TX-9という同社のマイク用のものらしいのですが、内径が約25mm x 55mmとあり、アドニスAM-708Eのマイク径（実測で29mあります）よりも少し小さいですが、ウレタンですから多少伸びて大丈夫なはず。値段も180円と「超」リーズナブル。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/159822/
これだけですと、送料が商品よりも遙かに高くなってしまいますので、以前から購入したかった商品を一緒にオーダー。
オーダーから到着まで早いです！
PCでクリックしてから翌々日には届きます。
さっそく袋をあけて、中身を確認。
届いたウインドスクリーン
アドニスのマイクAM-708Eに装着してみると……。
冒頭の写真のようにバッチリ！まるであつらえたかのよう。本来の純正品ではないかと思うくらいのフィット感です。
それに、何よりも格好いいでしょ！？
というわけで、我が家のアドニス君は立派な風防付きとなりました。
さぁて、ここに至って１つ疑問が……。
そもそもなんでアドニスのマイクって、AM-UD1のみ風防が付属して、他の機種には付属しないの？
これ、ネット検索してもわからず、最終的にメーカーさんに直接問い合わせてみました。
その結果、驚くべき回答が！
AM-UD1を除いた他の機種はマイクユニットに風防があらかじめ仕込ませてあるというのです！
だから付属品に風防がない、いや、必要ないというわけなのです。
なんと！
だから、実際に写真を見てもマイクユニットの大きさが違うのはそういうわけだったのですね。
ということは、私の持っているAM-708Eには風防が必要ないし、取り付けると二重に……。
なんということでしょう。その瞬間、激しく落ち込んだAIMです。
と、恨めしげに風防を取り付けたマイクを眺めると……、いや……、まぁ……、
格好いいじゃない！
念のため、無線機に取り付けて、実際の音声をモニターしてみましたが、風防を取り付けても音がこもることもなく……、まぁ、これはこれでいいのかなぁと自分を慰めます。
だって、格好いいじゃない！（笑）
「イケメンなら全てを許す！」……そんな事をおっしゃる方が時折いらっしゃいますが、一瞬、その気持ちがわかるような気がしました。（爆）
